Wood Preservation
私たちが開発した木材保存薬剤「マイトレックACQ」を木材の中に加圧注入処理することにより、
木材内部まで深く浸透した耐久性に優れた木材を生み出しています。
木材の保存処理には表面塗布処理、浸漬処理、加圧注入処理等があります。できるだけ長く耐久性を保ちたい理想的な木材の保存処理は、
加圧注入処理が最適です。また使用する薬剤は主に水溶性・油性に分かれますが、安全性を配慮するなら水溶性が良いです。
安全性が高く、長期耐久性のある加圧処理木材はサーキュラーエコノミーの観点からも利用に向いています。
近年の取り組みは、使用した後の周辺環境における生物多様性の研究、利用した後に廃棄する際のリユース・リサイクルも配慮に入れた
開発を行っています。
Point.01
加圧注入処理技術
加圧注入タンクに「木材」と「木材保存薬剤マイトレックACQ」を入れて加圧処理することにより、腐らない、シロアリに食べれられない理想的な木材がうまれます。
Point.02
加圧注入処理木材
左図のように薬剤を塗布処理することが一般的ですが効果は長く持続しません。私たちの核技術である「加圧注入処理木材」は木材内部にしっかり木材保存薬剤が浸透しているので、木材の劣化を促す腐朽菌やシロアリから木材を長期間守ります。
Point.03
木材の耐久性は推定30年以上
公的機関(独)森林総合研究所との野外試験を実施しており、データの分析から木材が推定30年を超える耐久性があることが実証されています。
Point.04
38年経っても長持ち
加圧注入処理をした木材を使用し(独)森林総合研究所にて野外試験を行ったところ38年が経過しても十分な耐久性があると評価されています。(※写真は2018年)