MENU

O&Dウッドの耐久性

Wood Durability

O&Dウッドの耐久性

01,長期耐久性木材「O&Dウッド」

高耐久化を実証する試験結果

木材は腐るというイメージから、土木構造物への採用が敬遠されてきました。しかし、O&Dウッドは「30年以上の高耐久性」を試験研究機関による実証と多数の施工実績によって証明しています。これらのデータと実績をもとに、土木構造物の資材としての利用が広がりつつあります。

02,公的機関での杭試験

29年経過しても被害はなし

過酷な環境条件下での試験を通じて、木材保存剤「マイトレックACQ」の長期の防腐・防蟻効果が実証されています。
耐久性の試験の様子・茨城県

国立研究開発法人 森林研究・整備機構 森林総合研究所(茨城県つくば市)

試験比較写真・無処理木材

【無処理木材】 1年目で木材被害にあっています

試験比較写真・高耐久処理木材

【高耐久処理木材】 29年経っても健全な状態です


03,腐朽速度調査

❶木製校倉式構造物(防腐処理)の腐朽速度調査

農博 東京農工大学大学院 石川芳治・コシイプレザービング 田次慶久、吉田 宰

O&Dウッド木製校倉式構造物の腐朽速度調査

治山・治水施設の中でも、谷止工、護岸工、土留工などの比較的大型で長期間の機能維持が期待される構造物に木材を使用する場合、施設の耐久性を考慮した設計および維持管理が不可欠です。
そこで当社では、施工後約6~15年が経過したO&Dウッド木製校倉(アゼクラ)式の谷止工、護岸工、土留工において、腐朽の進行状況に関する実態調査を実施しました。

木製校倉式構造物の腐朽速度調査

❷木製谷止工(木材保存剤を不使用)と木製校倉式構造物との腐朽速度の比較

農博 東京農工大学大学院 石川芳治・コシイプレザービング 田次慶久、吉田 宰
腐朽速度の比較データ

無処理の木製谷止工との比較

左のグラフは、京都府に設置された木製谷止工(スギ材使用・無処理)の設置後5〜7年間における平均腐朽速度との比較です。
木材保存剤を使用していない京都府の木製谷止工と比べ、O&Dウッド木製校倉式谷止工、護岸工、土留工における部材の腐朽速度は1/20~1/70と極めて低く、耐久性が非常に高いことが明らかになりました。


04,耐久性試験

設置4年後の経過調査

無処材の一部には腐朽菌が発生していましたが、圧縮処理と加圧注入処理を施したO&Dウッドでは、ほとんど腐朽の進行はなく、健全な状態を維持していました。
校倉式構造物・耐久性試験の結果
【設置4年後の経過調査結果】
(A)無処理材の中にはボロボロになった物がではじめています。
(C)圧縮+加圧注入のO&Dウッドには、腐朽による目立った変化はありません。
keyboard_arrow_up