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環境への貢献

Environment

環境への貢献

カーボンニュートラルの実現へ
「CO2(二酸化炭素)の削減」

2050年の脱炭素社会の実現に向け、土木分野でもカーボンニュートラルの取り組みが、急速に進展しています。
O&Dウッドの構造物は、同規模のコンクリート構造物と比較してCO₂の排出量が大幅に少なく、環境への負荷を抑える優れた工法です。また、木材の積極的な活用により、森林資源の「伐る・使う→植える→育てる」という循環サイクルが維持されます。この持続的な循環は、森林の健全な成長を促すとともに、CO₂吸収能力の向上にもつながり、森林の健全化と環境改善に寄与します。
CO2の削減

O&Dウッド木製構造物による「CO2削減」

❶ 製造時のCO2排出量を削減します

コンクリート擁壁と校倉式擁壁のCO2放出量を比較しました。
コンクリート擁壁

コンクリート擁壁 (L=25.00 H=4.00)

校倉式擁壁

校倉式擁壁 (L=25.00 H=4.00)

※1 文献より試算 / 木材工業 vol.46,No.3,1991「地球温暖化防止行動としての木材利用の促進-1990年 ITEC発表論文から-」東京大学農学部 中島史朗・大熊幹章
※2 日本建築学会「建物のLCA指針(案) / 木製の耐用年数は、既設構造物の腐朽調査からの推定

コンクリートで施工する場合と比較すると「CO2排出量削減量 42,600kg」(87%減)

❷ 高耐久性木材は大気中へのCO2の放出を長期間防止します

❷の校倉式擁壁工1基が固定している炭素量を試算しました。
木材積13.2m3・スギ比重0.34・炭素含有量約50%

1基当たりの炭素含有量 2,244kg 「CO2量 8,228kg」

❸ 間伐材の利用がCO2吸収に繋がります

現在、間伐材需要の低下により要間伐森林が増加している問題がありますが、❶の校倉式擁壁工を施工すると、13.2m3/基÷ 14.66m3/ha(※)≒0.9ha 「約0.9ha分の間伐材利用」が促進します。

約0.9haの間伐によって増加するCO2吸収量は「0.9ha×48,400kg/ha≒ 43,560kg」

CO2削減効果の試算をまとめてみると...

上で見てきましたように、標準的な擁壁工1基を、O&Dウッド木製校倉式擁壁工で設置した場合、同規模のコンクリート構造物と比較して、90トン以上のCO₂削減効果があると試算されました。
長期耐久性木材であるO&Dウッドは、やり換えの必要がないので、一般的な木材と比べても、ライフサイクル全体でのCO₂削減の効果がより大きくなります。
CO2削減効果

CO2削減効果

環境省データ「H31年度 家庭部門のCO2 排出実態統計調査」より

※環境省データ「H31年度 家庭部門の
CO2 排出実態統計調査」より

例えば、下の写真にある山腹工では約25m3(試算で使った数字の約2倍)のO&Dウッド部材を使用しており、約190トンのCO₂削減効果が見込まれます。これは一般家庭約70世帯が1年間に排出するCO₂量に相当します。
コンクリート 土留工

コンクリート 土留工
引用元/ 関東森林管理局

ODウッド  土留工

ODウッド 土留工

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