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代表挨拶

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代表挨拶
コシイプレザービングは、次の50年
100周年に向けた挑戦が始まっています
「第三身分とは何か?」 「すべてである」
――フランス革命の渦中、シエイエスはそう語りました。
では、「コシイプレザービングとは何か?」 私はこう答えます。
「共存を目的とするネットワークである」と。

当社は1975年、親会社である越井木材工業から独立し、コシイプレザービングとして誕生しました。当時、高度経済成長期にあった日本では、木材に保存処理を施し、建築・外構・土木用材として活用するニーズが急速に高まっていました。その全国的な需要に応える方法として、私たちには二つの選択肢がありました。一つは、自社工場を全国に複数設置し、直営で製造・販売を行う方法。もう一つは、地域のパートナーを募り、製造技術を伝授しながら技術支援を行うネットワーク型の方法です。
私たちは後者の道を選びました。
地域のパートナーとの「共存共栄」を目指す―― この志は、会社設立当初のロゴ「with you」に込められています。

以来、いくつもの大きな市場の変化を乗り越えながらも、私たちは常に「お客様の期待を超えるニーズ」に応えるべく、技術とサービスを磨き、新たなビジネスモデルを構築し続けてきました。現在は、業界トップクラスの防腐・防蟻処理技術を基盤に、サーキュラーエコノミー(循環型経済)を見据えたモデル構築や、DXを活用したプラットフォームの開発といった、新たな挑戦にも取り組んでいます。
毎年開催している「プレザービング会」では、お客様とパートナーの皆様とともに、創業時の原点をふり返りつつ、豊かな未来について議論し、社会に向けて発信する場としています。

事業の根幹を成すのは「人」です。何歳になっても、ベテランこそがワクワクするビジョンを持ち、率先して行動することで、若い世代を巻き込むことができると私は信じています。
当社には「波紋」と呼ばれる文化があります。年齢や経験に関係なく、互いを尊重し、多様性を受け入れ、自由に意見を出し合いながら、チーム・組織として大きな夢を追い求めるムードが社内に満ちています。

2025年、コシイプレザービングは創業50周年を迎えました。
そして今、すでに次の50年=100周年に向けた挑戦が始まっています。
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